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キンカン(金柑)profile

キンカン(金柑)とは

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科名  :ミカン科      
属名  :キンカン属
学名  :Fortunella
別名  :金橘(キンキツ)
原産地 :中国    
種類  :木
草丈  :1m~2m
開花時期:7月~10月   
収穫時期:11月~5月
難易度 :普通2       
用途  :鉢植え、地植え
花言葉 :思い出、感謝
耐寒性 :強い
耐暑性 :ふつう


特徴

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 キンカンとは、ミカン科キンカン属に分類される常緑性低木の総称です。日本には江戸時代以前に伝わったと言われています。耐寒性が高く、病害虫の心配が少ないことから、家庭で楽しめる果樹の代表的な存在として親しまれています。果実がおいしく生で食べられるのは、ネイハキンカン(Fortunella crassifolia)、マルキンカン(F. japonica)、ナガキンカン(F.margarita)です。なかでも、果実が大きく品質がよいのはネイハキンカンです。


キンカン(金柑)の育て方

 

植えつけ

3月下旬~5月下旬に、水はけがよい場所に植え付けます。キンカンの木を鉢植えか地植えにしていきます。耐寒性は強いので、地植えにしても元気に育ってくれる丈夫な果樹です。植え付けたら、樹高40~50cmに切り詰めてください。
寒い時期は北風が当たらない場所を選びます。

日当たり、置き場所

日当たりと水はけのよい場所で出来れば西日の当たらない風通しのよいところを好みます。
 ジメジメした場所だと、根腐れを起こしてしまいます。耐寒温度はマイナス5度。霜に当たったくらいでは枯れませんが出来れば冬は寒風が当たらない場所で、最優先は日当たりです。西日や寒風が当たっても枯れるほどではないです。

水やり、肥料

鉢植えは、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。春~夏にかけて乾燥しすぎると、花付きや実付きが悪くなってしまいます。地植えは、基本的に水やりは不要ですが、春~夏にかけては水切れに気をつけてください。実をたくさん付けるために、肥料を与えていきます。
 植え付けるタイミングで、土に緩効性化成肥料を混ぜたら、7~9月と2~3月に同じ肥料を株元にばらまきます。鉢植えは、追加で5~6月にも与えると生育がよくなります。また、化成肥料の代わりに有機質肥料を施してもよいです。全体に葉が黄色い時は、肥料が足りないサインです。


病気、害虫

かんきつ類の葉っぱにはアゲハ蝶の幼虫がつきます。風通しが悪いとカイガラムシやハダニが発生したりひどい時には黒点病
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増やし方と剪定

1~3年の3月~5月それぞれの枝を1/3ほどの長さに切りそろえます。3年目以降になると、細かい枝が内側にたくさん生えてくるので、混み合っている枝はつけ根から切り落として、幹に日光が当たるようにします。自然は樹形を生かして作る「ほうき仕立て」がおすすめです。
 3年目以降混み合っているところを間引くくらいの軽い剪定にとどめておきます。枝を強く切り戻してしまうと、実付きが悪くなるほか、雑菌やウイルスが入って枯れる原因となってしまいます。



管理
 きちんと摘果をすることがおいしいキンカンを収穫するコツまた、摘果をせず全ての実を大きくしてしまうと、株が弱ってしまうので注意してください。
 1本だけでも実を付けますが、実がよくならない時はミツバチなどの虫を媒介にしなければなりません。鉢植えを室内で育てているときは、人工授粉にチャレンジしてみてください。それぞれの花の中を、筆や綿棒で花の中をやさしくなでるだけと簡単です。
 地植えは1枝に対してして1~2個、1つの木に10~15個残すのが目安です。鉢植えの場合は、1株に果実が8~10個くらいが適当です。


その他
スライスしてジャムを作ったり、甘露煮にしたりして楽しみます。



ガーデン アイテム

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ウッドデッキ

レンガ


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